キョン「朝倉、提案がある」

著者:2chSSまとめ

カテゴリ:涼宮ハルヒの憂鬱

中編作品 (5810字)

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作品タグ: SS

朝倉「あなた自分の立場が分かっていないのかしら?私は今あなたの首筋にナイフを当ててるのよ」

キョン「いや、今からする提案はお前にも利があるはずだ」

朝倉「そう、じゃあ聞いてあげる。ただし手短にしなさい、時間稼ぎしようとなんて思わないで。もし助けが来ても私はあなたの首を一瞬で跳ばすことが出来るのだけれどね」

キョン「わかった」

キョン「提案というのは、俺を殺すなということだ」

朝倉「却下よ」

キョン「話を最後まで聞け」

キョン「その反応を見るってのはつまり、俺に突拍子もない事態が起こればいいんだろう?俺も殺されたくはないからな、代替案を出そう」

朝倉「要は何をするのよ。早く言いなさい」

キョン「涼子、結婚しよう」

朝倉「」

キョン「空気を読め。朝倉涼子とだ」

朝倉「意味が分からないのだけれど」

キョン「仕方ない。説明してやるか、やれやれ。まず、日本中に高校生カップルというのは腐るほどいるだろう?だから俺とお前が付き合うことになっても多少事件にはなるかもしれないが、起こり得る想定内の範囲だろう。」

朝倉「若干おかしいところがあるけれど、そうね」

キョン「しかし、結婚といえば大事件とならざるを得ないはずだ。ハルヒのやつも大層なリアクションをとってくれるんじゃないか?」

朝倉「………大分おかしかったわ。それに何で突拍子もないことイコール私と結婚なのよ」

キョン「俺の現実的でない夢で1番の望みがお前との結婚だからだ」

朝倉「」

朝倉「ここは、ありがとうとでも言うところなのかしら」

朝倉「でも、その提案にはあなたの希望が多く含まれすぎよ。そもそも、男性は18歳まで結婚できないわ」

キョン「だから現実的でなかったんだ。しかし、そこは情報操作とやらでちょちょっとな」

朝倉「何がちょちょっとな、よ。無理に決まっているじゃない」

キョン「だったらお前の親玉にちょっと聞いてみてくれ」

朝倉「そんなの反対にきまって、、、、えっ?」

朝倉「あれ?えっ?エラーかしら?えっ?」

キョン「…………。」ペロッ

朝倉「えっ!?何してるの!?なんで私の額を舐めたの!?」

キョン「ヒマだったから、つい」

朝倉「あなたはつい、で女性の額を舐めるの?!しかも、上層部からは謎の許可がでるし。通信エラーか、処理エラーなのか」

キョン「朝倉の額しか舐めないさ」キリッ

朝倉「そんな答えは求めてないわよ!」

朝倉「殺害許可まで取り消された………。どういうことなの………」

キョン「それが運命石の扉の選択なのさ」

キョン「おっ、ナイフ消えた!あれはあれで興奮したんだが、残念だ」

朝倉「ブツブツ……」

朝倉「エラーじゃない。エラーじゃないようね」

朝倉「エラーよ!!」

朝倉「エラーに決まってるわ!!」

キョン「現実を受けとめようぜ、朝倉。いや、涼子」

朝倉「馴れ馴れしいわよ!」

キョン「涼子はさっき俺のこと、あなたって呼んでくれたじゃないか」

朝倉「一般的な二人称としてよ!」

キョン「そんなに熱くなるなって、おまえ」

朝倉「さっきと違ってその呼称に違和感があるわ!」

谷口「WAWAWA、忘れ物〜」ガラガラ

谷口「ってなんでキョンが委員長と2人きりで話してるんだよ!てめえ、まさか彼女とか言うなよ!」

キョン「違う。妻だ」

谷口「は?」

谷口「うそ、だろ?」

キョン「本当だ。明日正式に発表する予定だ」

谷口「キョンも冗談言うようになったんだな」HAHAHAHA!!

キョン「夫婦の逢瀬を邪魔するんじゃない!ぶっとばすぞ!」

谷口「マジで?」

谷口「ご、ごゆっくり〜!」ドタドタドタ

キョン「邪魔が入ったな」

キョン「邪魔だなあいつ」

朝倉「……これからどうしましょう」

キョン「どっちにしろ殺害許可は取り消されたんだ。帰ろうぜ」

朝倉「はぁ。もう、勝手にして」

キョン「俺はもう準備出来ているぞ。そっちはどうだ?」

朝倉「何言ってるのよ。1人で帰りなさい」

キョン「おいおい、一緒に帰るにきまってるだろ」

朝倉「もうどうでもいいわ。帰りましょ」

キョン「それと長門。俺の親の方も情報操作でちょいちょいしといて」

長門「了解した」

朝倉「どこ!?」

長門「掃除用具入れのロッカーの中」ガチャッ

朝倉「いつからいたの?」

長門「あなたを舐め回して鈴木太郎の反応をみる。と言っている辺りから」

朝倉「言ってないわよ!全然話聞いてないじゃない」

長門「あまりよく聞こえなかった」

朝倉「ロッカーの中じゃね!」

長門「それと、左耳で爆笑問題のジャンクポッドキャストを聴いていたのが良くなかった」

キョン「馬鹿だなー」

朝倉「そうよ、馬鹿じゃないの!」

キョン「そこは伊集院のポッドキャストだろー」

長門「迂闊」

朝倉「突っ込みきれない………」

キョン「迂闊」キリッブフォッ!!

キョン・長門「迂闊」キリッブフォッ!!ヒーッヒーッヒーッ!!

朝倉「沸点低いのね」

朝倉「もう先に帰るから」テクテク

キョン「ちょ、待てよぅ」

キョン「今の似てた?」

長門「70点」

朝倉「0点」テクテク

キョン「よし、帰るか。じゃあな、長門」ダッ

朝倉「で、ついて来るのね」

キョン「そりゃあ夫婦だからな」

朝倉「私は認めてないわ」

キョン「徐々にわかってくれればいい」

朝倉「そう」

キョン「それに…」

ナガト「ウカツ-!!」

キョン「な」ブフォッ!!ヒーッヒーッヒーッ!!

キョン「絶対振り向かせてやるさ」キリッ

朝倉「台無しよ」

キョン「それで、今日の夕食はどうするんだ?」

朝倉「なによ、家に来る気なの?嫌よ」