橘純一「10年後、僕は独身だった。」

著者:2chSSまとめ

カテゴリ:アマガミ

中編作品 (7024字)

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作品タグ: SS

純一「10年前、その2年前にあったクリスマスの思い出を忘れようと僕は彼女を作ろうと奔走した。」

純一「たくさんの女の子と仲良くなったけど…結局付き合うまで行かなかった。」

純一「それから大学に行き、今じゃ一部上場企業のサラリーマンだけど…。」

純一「…もう27だし親の視線が痛いな。」

純一「…みんなどうしてるのかな?」

純一「行ってきます。」ガチャッ

純一「はぁ。また母さんに結婚について言われたよ。」

純一「僕だって好きで独身じゃないんだけどな。」


会社

花園「おはよう橘。」

純一「はなd…花園早いな。」

花園「絶対今、はなぢ王子って言おうとしただろ!もう、高校生じゃないんだからさぁ。」

純一「はは。すまんすまん。」

部長「おはよう。」

純一「おはようございます。」

部長「例の件だが、社長も許可してくださった。君が担当だ。頑張ってくれよ。」

純一「ほ、ホントですか!?ありがとうございます!」

部長「まったく、結婚もこれ位ストレートに出来ればいいんだがな。」

純一「…。」ズーン

部長「あ…すまん。」

樹里「先輩!」

純一「なんだロミオか。」

樹里「ここってどうしたらいいですかね?」

純一「ここはだな…。」

樹里「さすが先輩ですね!」

純一(会社じゃほんと安定してるんだよなぁ。)

純一「今日は昼で仕事が終わった。さて…久しぶりに梅原の顔でも見るか。」


東寿司

梅原「へいらっしゃー…お、大将じゃねえか!」

純一「久しぶりだな梅原。」

梅原「かれこれ3年ぶりくらいか。」

純一「そうだな。」

梅原「で、仕事はどうなんだ?」

純一「プロジェクトの主任を任されたよ。」

梅原「そいつはめでてぇや!出世街道まっしぐらって感じだな!」

純一「それほどでもないよ…。」

梅原「今日は俺のおごりだ!好きな物食っていけ!」

純一「梅原も腕が上がったな。」

梅原「とうとう親父にも認められたぜ。」

純一「店を継ぐのもそろそろか。」

香苗「あ、橘君!」

純一「香苗さん。お久しぶり。」

香苗「やけにあなたが騒いでると思ったら、そういう事だったのね。」

純一(梅原と香苗さんは高校卒業してすぐ結婚したんだよなぁ。)

純一「子供たちは?」

香苗「上が小学校で、真ん中が幼稚園、下はこの前産まれたの。」

純一「へぇ、おめでとう!」

梅原「またいつでも来いよー!」

純一「ああ!」

純一「全く、幸せそうだな梅原達。」

??「あれ?純一じゃない!」

純一「お、薫!」

棚町「奇遇ねー!何してたの?」

純一「ちょっと梅原に会いにな。薫こそどうした?」

棚町「今から家に帰るところよ。あそうだ、ちょっとよってかない?」


棚町家

棚町「上がって。」

純一「お邪魔します。」

棚町「ちょっとお茶持ってくるわね。」タタ

純一(薫は画家として成功して、今やいろんなところからオファーが来てるんだよなぁ。)

棚町「おまたせ。」

純一「ああ、ありがとう。それにしても、どうして薫は海外に行かないのか?」

棚町「え?つい先月までずっとイギリスだったわよ。」

純一「ええっ!?いつのまに…。」

棚町「今はこっちで個展してるだけ。また来月にはイギリスに戻るのよ。」

純一「そうなんだ…。」

純一「薫は…結婚とかしてるのか?」

棚町「急にどうしたの?あ、もしかして私に気があるとか…。」

純一「それが…」

棚町「そりゃご両親も心配するわよ。」

純一「なんだか結婚してるみたいな言い方だな。」

棚町「ええ、してるわよ。」

純一「!」ガチャーン

棚町「手紙送ったじゃない。イギリスの人と結婚したって。」

純一「そういえば…。あの時僕は初めてプロジェクト任せれていっぱいいっぱいだったから…。」

棚町「それでアンタは居なかったのね。」

純一「すまん。」

棚町「まあイギリスだから仕方ないわ。」

純一「子供は?」

棚町「子供はまだよ。今、私も夫も忙しいから。」

純一「そう…なんだ。」

純一「まさか薫まで結婚してたとは…。僕の肩身がどんどん狭くなるよ。」

??「あれ~?純一?」

純一「その抜けた声は、梨穂子か。」

桜井「抜けたとかひどいよ~!」

純一「まあ、そのおっとりキャラが受けてるんだけどな。で、テレビとかで忙しいんじゃないのか?」

桜井「今日は久々のオフだよ~。」


公園

純一(梨穂子はアイドル桜井リホとして活躍して、今はタレントとして人気なんだよな。)

桜井「また純一とお話できるなんて思わなかったよ~。」

純一「俺も人気絶頂のタレントとばったり会うと思わなかった。」

桜井「人気が出るのは嬉しいけど、ちょっと忙しいんだよね~。」

純一「そういえば、結婚おめでとう。」

桜井「ありがと~。純一は?」

純一「僕は…。それより、芸能人が離婚したりしたら大変なんだから絶対するなよ!」

桜井「しないよ~。結構…その…ラブラブだし。」

純一「梨穂子も幸せ絶頂って感じだな。」

純一「でも、今日はいろんな人に会うなぁ。」