セイバー「全自動卵割り機?」

著者:2chSSまとめ

カテゴリ:Fate

中編作品 (5589字)

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作品タグ: SS ほのぼの

時空は適当です

商店街

セイバー「・・とはどのようなものなのですか?」

店主「ほう。これはお嬢さん、お目が高い。これはとても便利なものだ。まさしく一家に一台の代物と言える」

セイバー「む、お前は言峰綺礼」

店員「これを使えば料理の負担が大幅に減ることは間違い無しなんだからー!プレゼントなんてしちゃったらすっごく喜ばれると思うよー?」

セイバー「む、イリヤスフィールまで」

店主「誰だそれは?私はただのしがいない店主と」

店員「ただのしがない店員だよ!」

セイバー「おや、そうでしたか。知り合いに大変似ていたもので」

店主「なぁに。気にすることはない」

店主「して、どうする?商品は残り一品のみとなっているが」

店員「どうしちゃうのー?これがあるとシロウの…ゴホン、料理を作ってくれる人の負担が減りまくりだよ?」

セイバー「なっ、それは本当ですか!」

店主「ああ。それはもう約束されたようなことだ・・・」ニヤリ

セイバー「これをシロウに・・・」


~セイバー想像~

セイバー「シロウ、これを貴方にプレゼントします」

士郎「なんてセイバーは優しいんだ!これで料理の負担が減ること間違いなしだ!ありがとう!」ニコニコ

ライダー「流石ですね、セイバー。気の利きようが桁違いです」

凛「セイバークラスの英霊となるとあらゆる点で完璧ね」

桜「セイバーさん、素敵です!」

セイバー「シロウ・・・///」

~想像終了~


セイバー「・・・」

セイバー「店主、買わせていただきます。これはいくらするのですか?」

店主「ほう・・・、この商品の価値がわかるとは、かなりの慧眼の持ち主らしいな。通常価格5万円はくだらない代物だが…。特別に1万円でどうだ?」

セイバー「1万円だと!それでは4万円も得になっているではありませんか!」

店員「とってもお得なんだよ!でもそれは期間限定!さぁーどうする?」

セイバー「くっ、欲しい。欲しい、が持ち合わせが・・・」500エン

店主「ならば仕方あるまい。諦めるしかないな」

セイバー「ま、待ってください!一度家にお金を取りに戻って来ます!」タタタ


衛宮邸

セイバー「ただいま帰りました」ガララ

士郎「あれ、セイバー。散歩にしちゃやけに帰ってくるのが早かったんだな」

桜「ニート王さん、私の先輩の二人っきりの時間を邪魔しにすぐに帰ってきたんですか?(お帰りなさい、セイバーさん♪)」

ライダー「サクラ、逆です。そして一応私もいましたよ」

セイバー「いえ、忘れ物を取りに来ただけなのでまたすぐに出かけます」ゴソ

セイバー「(今までコツコツ貯めてきたお小遣いを使う時が来ました)」

セイバー「(・・・・ギリギリ足りるようですね)」ホッ

セイバー「(これでシロウの負担も軽減されることでしょう)」

セイバー「それでは、いってきます」


商店街

店主「ほう、随分と早く戻ってきたじゃないか」

セイバー「お金を用意しました。さぁ、譲ってください」

店主「いいだろう…。さあ、これで家庭の負担を思うままに減らしてくるがいい」

店員「お買い上げありがとーございまーす!」

セイバー「ええ、確かに受け取りました。・・・・では、これで」スタスタスタ

言峰「・・・フフ、ククク、フーッハッハ!」ユエツ

イリヤ「セイバーったらおっかしー!ほんとにあんなの買っちゃうなんてねー!」クスクス


衛宮邸

セイバー「ただいま帰りました」

士郎「おかえり、セイバー」

セイバー「シロウ、貴方に渡したいものがあるのですが・・・」

士郎「セイバーが俺に?なんだろ」

桜「お金をほとんど持っていないはずのセイバーさんが・・・?」

セイバー「ええ、日ごろの感謝の気持ちをと思いまして・・・」

セイバー「あっと驚く主夫の味方です」

セイバー「どうぞ、開けてみて下さい」

士郎「ああ、ありがとう!・・・ん」ガサガサ

士郎「なんだこれ?全自動卵割り機・・・って書いてあるけど」

セイバー「はい。これでシロウの家事の負担を減らせれば、と思いまして。実際に割って見せますね。説明書を読んでみます」フムフム

士郎「あ、ああ。頼むよ、セイバー」

桜「・・・・・・手で割った方が早いんじゃないでしょうか」ボソ

士郎「しっ!桜!」

セイバー「ふむ、心得ました」

藤ねえ「なーにー?なんだか楽しそうな事やってるわねー?」ドタドタ

セイバー「丁度よかった、タイガもぜひ見てください」

藤ねえ「んー?なあに、これ?」

セイバー「まず卵を入れます。そしてレバーを引きます」

セイバー「するとこのように・・・」タマゴパカー

藤ねえ「おおー!すごーい!あたしもやりたーい!」

セイバー「ええ、どうぞ」ニヤ

藤ねえ「はぁ~。よくできてるわねぇ・・・・って、どこか引っかかるような・・・」

セイバー「?タイガ、どこか気になる点が?これがあれば卵を割る手間が省けるというのに」

藤ねえ「いや、そうなんだけどさ、そうなんだけどさ~~~。う~~ん?」

藤ねえ「・・・まあいっかー!セイバーちゃん、こんなのよくみつけてきたわね!」

セイバー「いえ、それほどでも・・・。シロウ、お役に立てそうですか?」

桜「先輩、はっきり言っておいた方がいいですよ」ボソ

士郎「あっ、あーーっとえーっと。セイバー、これは・・・」

セイバー「・・・・」シュン

士郎「流石セイバーだよ。最高だ」グッ

セイバー「!」パアッ

桜「先輩、セイバーさんにいつも甘すぎです」

士郎「だってしょうがないだろ。あんな顔されたら・・・」

セイバー「まさに一家に一台と言っても過言ではない代物です」キリッ

士郎「ああ、助かるよ。セイバー」

桜「・・・・・・」


翌朝

セイバー「ほっ、はっ、やっ」ウィーンパカウィーンパカ

士郎「セイバー、何やってるんだ!?」

セイバー「シロウ、ちょうどいいところに。朝食の手伝いをと思いまして卵を割っておきました」

士郎「それはありがたいんだけど・・・。流石に割り過ぎじゃないか?」

セイバー「問題ありません。私がきちんと食べますから」キリ

士郎「これはまずい」


柳洞寺