うまる「彼氏ができた」

著者:2chSSまとめ

カテゴリ:干物妹!うまるちゃん

長編作品 (14940字)

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作品タグ: SS

うまる「ってお兄ちゃんに言う(①)」

うまる「お兄ちゃん、慌てる(②)」

うまる「お兄ちゃん、うまるの心が離れていくのをおそれてうまるの言うことを何でも聞く(③)」

うまる「ぬふふふ……この3ステップでもってお兄ちゃんはうまるの思い通り」

うまる「いやぁ、我ながら完璧な作戦だよ。最近ますます厳しくなってきてるからね」

うまる「ここいらでちょっと妹恋しさを取り戻して、もっと甘やかしてもらわないと」うまる「さーて、お兄ちゃん早く帰って来ないかな~♪」ワクワク干物妹!うまるちゃん10アニメDVD同梱版(ヤングジャンプコミックス)会社の昼休みぼんば「はぁー…」

タイヘイ「どうした?なんか今日朝からずっとテンション低いけど」

ぼんば「タイヘイ~~聞いてくれよぉ~!!」ガバッ

タイヘイ「うわっ!急に大声出すなよ」

ぼんば「すまん、けど俺もう気になって気になって仕事が手に付かねぇんだ」

タイヘイ「何かあったのか?」

ぼんば「実は……我が妹のことなんだが」

タイヘイ「きりえちゃん?」

タイヘイ「…は?彼氏?」

ぼんば「ああ。あのきりえにもついに出来ちまったんだ」

タイヘイ「はぁ」

タイヘイ(きりえちゃん本人からそういうことをぼんばに言うとは思えないな)

タイヘイ「それ、きりえちゃんが話したのか?」

ぼんば「いいや?」

タイヘイ「ならデート現場でも目撃したのか?」

ぼんば「んにゃ違う」

タイヘイ(んん?じゃあなんでだ?)

タイヘイ「まさか、直接家に連れてきて紹介されたとか」

ぼんば「んなことされたらその場でその男をちぎっちまうだろうが!」

タイヘイ「ちぎるってなんだよ…」ぼんば「まぁ、かもしれねぇって話なんだがな」

タイヘイ「なんだそりゃ」

ぼんば「だってよ、最近きりえのやつ何の連絡もなく帰りが遅くなることが急に増えたし」

タイヘイ「えっ、そうなのか?」

ぼんば「どこ行ってたのか聞いても、慌てた感じで俺には関係ないって言うし」

タイヘイ「それは確かに…」

タイヘイ(ん?待てよ?)

タイヘイ(それってもしや、うまると遊びにうちに来てるやつじゃないか?)

ぼんば「それに俺に隠してせっせと何か書いてたりすんだよ。文通だぜあれは」

タイヘイ「古風だな今時」

タイヘイ(うーん、たぶん絵本だろうな)

タイヘイ(確証は無いけど、ぼんばの勘違いかもしれないってことだけ伝えてやるか)

ぼんば「ってな感じでさぁ。タイヘイも怪しいと思うだろ?」

タイヘイ「ぼんば、たぶん違うぞ」

ぼんば「え?違う?」

タイヘイ「ああ。だってそれは…」

タイヘイ(あ、でも隠してるってことは、うまると遊んでることもきりえちゃんとしては知られたくないことなのか?)

ぼんば「なんだよ勿体ぶるなよ」

タイヘイ「あー、その、なんとなくな」

ぼんば「えぇー…なんとなくってお前…」ガクッ

タイヘイ「だいたい、彼氏とかそんなのまだ早いだろ」

ぼんば「そうは言ってもタイヘイよ、華の女子高生だぞ?」

タイヘイ「いや女子高生だけど。それが?」

ぼんば「だーかーら、そういう浮いた話の一つや二つあって普通だっつの。きりえもお前の妹もな」

タイヘイ「そ、そんなもんなのか?今の時代は」

ぼんば「今も昔も変わんねぇよー。つーかまだ時代語るほど俺ら老けちゃいねぇだろうよ」

タイヘイ「高校の頃は勉強ばっかりだったからなぁ」

ぼんば「わっはっは!ま、確かに俺らにゃ縁のない話だったな!俺もお前も、それに叶もーー」

叶「ア・フ・ロくーん?」ヌルゥ

ぼんば「おわぁっ!?」

叶「なーんのお話をしているのかしら?」ヌルポ

ぼんば「えっ?あーいやいや、なんでもないっすよ課長!なぁタイヘイ?」

タイヘイ(……高校生なら浮いた話があるのが普通、か)

ぼんば「あれ?タイヘイ?聞いてる?」

タイヘイ(もしかして、うまるもそうだったりするんだろうか?)

ぼんば「ちょっタイヘイ!?お前まさか無関係決め込む気か!?」

叶「なんの話かって聞いてるのよ?ア・フ・ロ?」

ぼんば「いやほんと課長には関係ないっつーか彼氏彼女とかの話なんで、へへっ、もはや無縁っつーか……あっ」

叶「……」

ぼんば「ちょっ、今の無」ガッタイヘイ(外向けのうまるは男子の目に留まるだろうからな。告白なんかもされてておかしくはない)

タイヘイ(うまるからそんな話は聞いたことないけど、別に俺に教える義務もないわけだし)タイヘイ「なぁぼんば、もしきりえちゃんに…」

タイヘイ「あれ?ぼんばのやつどこ行ったんだ?」自宅うまる「……」ゴロゴロ

うまる(お兄ちゃん、今日はちょっと遅いなぁ)

うまる(それとも長く感じるだけ?緊張してるのかな…)

うまる(いやいや!きっと作戦は成功するからゲームもおやつも好き放題、楽しみで待ち遠しいだけだね!)ガチャンうまる(きたっ!)タイヘイ「ただいまー」

うまる「お、おかえり!お仕事おつかれさま!」

タイヘイ「遅くなってごめんな。スーパーでタイムセールやるっていうから少し待ってたんだ」

うまる「そうなんだ」

タイヘイ「腹減っただろ?すぐ晩ごはん作るからな」

うまる「あ、うん」

タイヘイ「今日は冷凍のごはんを炒飯にして、それから…」ガサ

うまる「あ、あのさお兄ちゃん」

タイヘイ「じゃーん!」

うまる「へ?」

タイヘイ「見ろうまる、タイムセールで獲得した道産牛!なにやら発注の手違いがあったとかで特別にいつもの4割引でさ」

うまる「へ、へえー」

タイヘイ「これを使って今日は……」

タイヘイ「あれ?うまる?」

うまる「え、なに?」

タイヘイ「いや、あんま喜んでないなと思って。牛だぞ?牛祭りだぞ?」

うまる「あ、ああ!牛祭りね!いやいやサイコーだよ牛祭り!さすがお兄ちゃんだね!」

タイヘイ「…?」

ジュー…うまる(まずいなあ、完全にタイミング逃しちゃったよ)

タイヘイ「よし!できたぞーうまる」

うまる「はーい」タイヘイ「いただきます」

うまる「いただきまーす」パクッタイヘイ「!」

うまる「!!」タイヘイ・うまる「「うまあぁぁぁ……!」」ジュワァ…うまる「なにこれお兄ちゃん!?すんごいおいしいんだけど!」

タイヘイ「弾力というかもはや肉が口の中で溶けてくな。やっぱ素材が良いと違うもんだ」

うまる「チャーハンがうす味でご飯が進むね!おかわり!」

タイヘイ「はいはい」うまる「ぷはー、食べすぎて食後のポテイトも入りそうにないよ」

タイヘイ「はは。なら部屋の片付けでもして運動したらどうだ?」ジャー

うまる「んーーーそだねーー前向きに考えとくよ」

タイヘイ「絶対やる気ないだろ…」

うまる(ふう。あとはスタミナ残ってるゲーム消化して、来期アニメの更新情報見て寝るだけ…)うまる「ってちがあああああう!!」ヌワッ

タイヘイ「!?」

うまる(作戦だよ作戦!牛のおいしさで危うく忘れるところだったよまったく)