ミレイ「ラブアターック!!!」ルルーシュ「はいはい」

著者:2chSSまとめ

カテゴリ:コードギアス

長編作品 (20850字)

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作品タグ: SS

学園

ミレイ『ルルーシュの帽子を私に届けた部は部費を10倍にしまーす!!!全力でもぎ取りなさい!!!』

ルルーシュ「会長め!!余計なことを!!!」

ロロ「兄さん、こっち!!咲世子と入れ替わらなきゃ!!」

ルルーシュ(会長が俺の帽子に懸賞金をつけたことで、ほぼ全生徒が俺の帽子を奪いに来るな……)

女生徒「ルルーシュくんの帽子ゲット!!」バッ

ルルーシュ「返してくれ」キュィィィン

女生徒「……はい」

ルルーシュ(このままでは大混乱を招くし、下手をすれば怪我人が出る可能性もある……。俺が逃げ回るより、誰かに渡したほうがいいか)

ルルーシュ(シャーリー……。いや、シャーリーが手にして水泳部の部費が10倍になれば、他の部活から逆恨みされかねない……。ならば)

ロロ「兄さんの帽子ゲット」

ルルーシュ「返せ」

ロロ「ご、ごめんなさい。でも、僕なら一番角が立たなくていいと思うんだ。兄さんの帽子を渡すなんて選択肢はないし」

ルルーシュ「そうか……。なるほどな。角が立たない相手に渡せばいいのか……」


中庭

ミレイ「さぁ、リヴァル!!ルルーシュを探すのよ!!」

リヴァル「……会長!!すいません!!!」バッ

ミレイ「おっと、あぶない」サッ

リヴァル「……」

ミレイ「あ!!いたいた!!」

リヴァル「ルルーシュ……」

ルルーシュ「会長。見つけましたよ」

ミレイ「え?」

リヴァル「どういう意味だよ?」

ルルーシュ「俺の帽子が欲しいのでしょう?」

ミレイ「お……?」

リヴァル「なんだとぉ!?ルルーシュ!!!」

ルルーシュ(これでいい。卒業する会長が手にすれば、周囲の人間も最後の思い出と納得する。そして生徒会メンバーの俺なら部費の件も有耶無耶にできる。完璧だ)

ミレイ「えーと……いいの?」

ルルーシュ「いいですよ。どうぞ」

ミレイ「……」

リヴァル「ルルーシュぅぅぅ!!!おれのきもちしってるくせにぃぃ!!!!」

ルルーシュ「なら、奪えばいいだろ。お前の隣りにいるんだから」

リヴァル「それもそうだな……。会長!!!」バッ

ミレイ「ルルーシュ、このイベントの主旨は分かってる?」サッ

リヴァル「……」

ルルーシュ「意中の相手から帽子を奪って被れば強制的にカップル成立でしょう?分かっていますよ」

ミレイ「そ、そう。なら、いいんだけど……」

ルルーシュ「どうぞ」

ミレイ「……わ、罠よ!!」

ルルーシュ「え?」

ミレイ「その帽子は偽者とか……そういうの……よっ!たぶん」

ルルーシュ(ちぃ……まさか、俺の考えを察したのか……!!無駄に勘のいい人だ……!!)

ミレイ「ルルーシュ。申し出は嬉しいけど、本物が欲しいの。私は」

ルルーシュ「本物ですよ。爆発したりはしません」

ミレイ「……」

ルルーシュ「ほら。つべこべ言わずに受け取ってください」

ミレイ「じゃ、じゃぁ……」

ルルーシュ(勝ったな……)

ミレイ「ま、まって!シャーリーは!?」

ルルーシュ「シャーリー?」

ミレイ「それはシャーリーに渡すべきじゃないの……?」

ルルーシュ「シャーリーに渡すことはできません。これは会長に渡すと決めたんですから」

ミレイ「ど、どうして?」

ルルーシュ「それが最良の選択だと判断しただけです」

ミレイ「ホントに?」

ルルーシュ「本当です」

ミレイ「うーん……どうしようかなぁ……」オロオロ

ルルーシュ(何を迷っているんだ……)

リヴァル「かいちょー!!!」バッ!!!

ミレイ「でもなぁ……私が貰っていいのかなぁ……」サッ

リヴァル「……」

ルルーシュ「会長、早くしてください。他の生徒も来てしまう」

ミレイ「あ、うん……」

ルルーシュ「これで―――」

アーニャ「ラブアタック」ドンッ

ルルーシュ「ぐぁ!?」

ミレイ「アーニャ!?」

アーニャ「ルルーシュの帽子、掴まえた。記録」パシャ

ルルーシュ「ア、アーニャ……!!何故、お前が……!!」

アーニャ「私もルルーシュに興味があるから」

ミレイ「……!!」

アーニャ「バイバイ」

ルルーシュ「ま、まて―――」

ミレイ「ちょーっとまった!!」

アーニャ「なに?」

ミレイ「それはもう私の物だから、返して」

アーニャ「……そうなの?」

ミレイ「そうよ」

アーニャ「わかった。はい」

ミレイ「え?」

アーニャ「……バイバイ」

ルルーシュ「よかった。これで丸く収まったな」

ミレイ「ま、まって!!まって!!」

アーニャ「なに?」

ミレイ「どうしてすぐに諦めるの!?ここは「私が先にとったんだからー!!」とか「なら私から奪って見なさい!!」とかそういう流れになるでしょ!?」

アーニャ「返してって言うから返したのに……どうして、怒られなきゃいけないの……」

ミレイ「あ、いや……。なんかあっさり返されたから……驚いて……。ほ、欲しかったら、どうぞ、アーニャ」

アーニャ「ありがとう」

ミレイ「あ……遠慮しないんだ……」

アーニャ「ルルーシュ、こっち」

ルルーシュ「ま、待て。アーニャ」

アーニャ「さっきから上級生が変な目で私を見てくるから、守って」

ルルーシュ「ジノに頼めばいいんじゃないのか?」

アーニャ「ジノは向こう」

ジノ「ほーら、おいでー、うさぎちゃんたちー」

女生徒「「きゃー!!!まってー!!!」」

ルルーシュ「なるほど……」

アーニャ「喉かわいた」