ルルーシュ「ナナリーを探せぇぇ!!ナァナァリィィをぉぉぉぉ!!」

著者:2chSSまとめ

カテゴリ:コードギアス

長編作品 (21143字)

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作品タグ: SS

エリア11 トウキョウ租界上空 蜃気楼内

ルルーシュ「ロロ……ナナリーはどうした……?」

ロロ『フレイヤの爆発に巻き込まれて……ナナリーは……』

ルルーシュ「そんなことは聞いていない……俺はナナリーはどこにいるかと訊いたんだ……」

ロロ『だから、ナナリーはもういないんだよ。兄さん』

ルルーシュ「そんなわけがあるか……ナナリーはいる……どこにいるはずだ……探せ……探せ……」

ロロ『兄さん!!ナナリーは死んだよ!!』

ルルーシュ「黙れ!!!ナナリーは生きている!!!死んでいるわけがない!!!」

ロロ『兄さん……』

ルルーシュ「ナナリーを探せぇぇ!!ナァナァリィィをぉぉぉぉ!!」

ロロ『兄さん……。わかったよ!!探してくるから、落ち着いて!!』

ルルーシュ「頼むぞ、ロロ」

ロロ『うんっ』


トウキョウ租界跡地

スザク「僕が……こんなことを……してしまったのか……」

スザク「……っ」

ジェレミア「ナナリーさまー」

スザク「……ん?ジェレミア卿?」

ジェレミア「む。枢木スザクか。こうして言葉を交わすのはいつぞやのオレンジ事件以来か」

スザク「そうなりますね」

ジェレミア「おひさしぶりでございました」

スザク「……何をされているんですか?」

ジェレミア「ナナリー様が行方不明になられたのだ。故に探している」

スザク「ナナリーが!?」

ジェレミア「どうやらフレイヤの爆発の影響でどこかに吹き飛ばされてしまったらしい。ナナリー様は風が吹けば飛んでいくほど繊細な方だから、致し方ないが……」

スザク(ナナリーが僕の所為で……)

ジェレミア「では、私は捜索に戻る。さらばだ」

スザク「待ってください。自分にも手伝わせてください」

ロロ「ナナリーはどこかな。もし見つけたら息の根をとめないと」

スザク「――待ってください。自分にも手伝わせてください」

ロロ「……!」

ロロ(あれは、枢木スザク……)

ジェレミア「君が私たちに手を貸す。その意味が分かっているのか?」

スザク「今だけです。それにナナリーは総督ですから」

ジェレミア「……ふっ。いいだろう。ただし、ナナリー様を確認できれば、即時私に報告することを約束して欲しい」

スザク「分かりました。ジェレミア卿もナナリーを発見次第自分に報告してください」

ジェレミア「無論だ」

スザク「では、後ほど」

ジェレミア「ああ。頼んだ」

ロロ(あの二人まで……)

ロロ(なんとしても僕が一番にナナリーを見つけないと……!!)

ロロ「よし……」テテテッ


上空

ルルーシュ「ロロとジェレミアは何をしている……ナナリーはまだ見つからないのか……」

藤堂『――ゼロ、応答してくれ』

ルルーシュ「おおっと!!」スッ

ゼロ「どうした、藤堂?ナナリー総督は見つかったのか?」

藤堂『朝比奈との交信が途絶した』

ゼロ「なに?朝比奈が……?」

藤堂『総督の捜索も大事だが、私としては朝比奈の安否確認も行いたい。いいだろうか?』

ゼロ「ナナリー総督を見つけるほうが最優先だ。それを忘れなければ、かまわん」

藤堂『助かる。では、捜索を続ける』

ゼロ「頼むぞ」

扇『ゼロ!!無事か!!』

ゼロ「黙れ。私の心配などどうでもいいだろう。さっさとナナリーを探せ」

扇『あ、ああ……』

ゼロ「全く。状況を理解できていない奴らばかりで困る」

ゼロ「……まだか……まだナナリーは見つからないのか……!!」

カレン『ルルーシュ!!』

ゼロ「どうした!?」

カレン『怪我はない!?』

ゼロ「ああ……」

カレン『よかった!!一応、絆創膏も用意してるんだけどよかったら――』

ゼロ「……通信、終わり」ピッ

ゼロ「ナナリーはこの廃墟と化した街のどこかにいるはずだ……!!!」

ゼロ「俺も目を凝らして探すか……」

ジェレミア『――ルルーシュ様』

ゼロ「どうした!?見つかったか!!!でかしたぞ!!!ジェレミア!!!フフフハハハハハ!!!!」

ジェレミア『お褒め頂き光栄の極みではありますが、まだ発見には至っておりません」

ゼロ「ふざけるなぁ!!!」ダンッ!!!!

ジェレミア「枢木スザクも捜索班に加わったことをご報告しておきたかったのです。お許しください」

ゼロ「なに?スザクが……?」


トウキョウ租界 地上

スザク「ナナリー!!どこだー!?ナナリー!!」

スザク「ここかい?」パカッ

スザク「……流石にポリバケツの中にはいないか」

スザク「あの爆風の規模を考えれば、ナナリーは数キロほど吹き飛ばされていてもおかしくない……」

スザク「ナナリーは脱出のための輸送機に付近にいたはずだから……方角的には……こっちか!!」

スザク「ナナリー……待っていてくれ……!!必ず僕が見つけ出す!!」ダダダッ

スザク「ナナリー!!!返事をしてくれー!!!ナナリー!!!」

ゼロ「――スザク」

スザク「ナナリー!?」

ゼロ「私だ」

スザク「……何の用だ。ルルーシュ」

ゼロ「ナナリーを探していると聞いてな」

スザク「それがどうした?邪魔しないでくれ」

ゼロ「それはこちらの台詞だ。貴様にナナリーの心配をする資格などないのだぞ?」

スザク「ナナリーを心配するのに資格がいるのか。ラウンズってだけじゃダメなのかい?」

ゼロ「駄目だな。フレイヤを撃った貴様がどんな資格や称号を有していようが、駄目だ」

スザク「そうやって君はまた自分のことを棚にあげて、他人を蔑むのか。いい身分だな、ルルーシュ」

ゼロ「……!!」

ルルーシュ「――スザァァァク!!!棚上げしているのはどちらのほうだ!!!」

スザク「僕は反省している!!!」

ルルーシュ「この惨劇を引き起こし!!!たった!!!たったそれだけで自分を許すのか!?えぇ!?」

スザク「だから、ナナリーを探している!!ナナリーを見つけたとき、僕は初めて自分を許せる気がする」

ルルーシュ「貴様だけは……!!!貴様だけはぁ……!!!」

スザク「捜索の邪魔だ。どいてくれ」

ルルーシュ「まて!!ナナリーは俺たちが探す!!貴様の手など借りる気は毛頭ない!!」