ハマーン「どこへ行くシャア」シャア「二郎だ」

著者:2chSSまとめ

カテゴリ:機動戦士Zガンダム

長編作品 (10701字)

閲覧数:79 いいね:0

作品タグ: SS

ハマーン「ジロウ?誰だそいつは」

シャア「ラーメン二郎だ」

ハマーン「ラーメンとは俗なものを」

シャア「二郎はラーメンではない!」

ハマーン「・・・お前がラーメンだと言ったんだろう」

シャア「店名はラーメン二郎だが二郎はラーメンではない」

ハマーン「ラーメンでないならなんなんだ?」

シャア「二郎だ」

ハマーン「・・・強化されすぎたか」

シャア「わたしは強化などされていない。二郎は二郎なのだ。なぜそれが分らん!!」

ハマーン「ラーメンはラーメンだろう」

シャア「二郎は二郎なのだと言っている!ザクとグフ異常に違うのだ!」

ハマーン「・・・ならばわたしもついて行ってやるよ。お前がそこまでいう二郎というものに興味がある。ちょうど食事に行こうと思っていたところ」

シャア「断る」

ハマーン「・・・なに?」

シャア「断ると言った」

ハマーン「なぜだ?返答いかんによってはその首飛ぶことになるぞ」

シャア「女は二郎に来るな」

ハマーン「・・・・・・」

シャア「二郎は男の食べ物だ。女が来ていい場所ではない。そもそも二郎で『麺半分』などというのならば天下一品にでもいけばいいのだ」

シャア「二郎がなぜ愛されているか貴様に分るか?あの圧倒的な物量。パンチがあるというレベルではない味」

シャア「それが二郎が二郎である所以であるというのにやれ『面半分w』や『ニンニクなしでw』などと・・・馬鹿にしてっ!!」

ハマーン「・・・・・・」

シャア「わかったか?女はあっさりしたラーメンwでも食べていればいいのだ。男同士の間にはいるな!」

ハマーン「なるほどな・・・」

シャア「わかればいい」

ハマーン「貴様はなんだかんだと理屈を並べて・・・その二郎とやらを人に勧める自信がないんだろう?」

シャア「なにぃっ!?」

ハマーン「美味いというのなら、おのずと人に薦めたくなるものだ。それをせず、他店を蔑むようなその言い草・・・」

ハマーン「その二郎とやらも貴様も、たかが知れるな」

シャア「ハマーン・・・貴様・・・っ!」

シャア「ええぃ分った。そこまで言うのならついてくるがいい」

ハマーン「是非一緒に来てください、だろう?」

シャア「・・・・・・その余裕が二郎を食したあとも残っているといいな」


ラーメン二郎 グラナダ店

ハマーン「・・・なんだこの臭いは・・・」

シャア「徒歩5分圏内に入ると漂う二郎の香り。まずこれを楽しむのだ」

ハマーン「・・・・・・」

シャア「並び15人・・・二郎にありつけるまで30、40分というところか」

ハマーン「シャア」

シャア「なんだ?」

ハマーン「店の外に立ってなにをするつもりだ?なぜ入らない」

シャア「見たらわかるだろう、並んでいるのだ」

ハマーン「並ぶ?なぜそんなことをする。予約はしているんだろう?」

シャア「これだから素人は・・・いや、素人というよりもアクシズのお嬢様か」

ハマーン「ぶつぶつ言っている暇があるのなら早くエスコートしろ、俗物」

シャア「いいかハマーン。二郎に予約などというものはない」

ハマーン「なに?」

シャア「その時その時並んで二郎を待つ。それが二郎だ」

ハマーン「このわたしに外に立って待てというのか?」

シャア「そうだ」

ハマーン「ならば店主に文句を言ってやろう」スタスタ

シャア「ま、待て!!死にたいのかハマーン!!」

ハマーン「なんだ?」

シャア「いいか、ここは二郎なのだ。連邦政府でもアナハイムでもアクシズでも、なにものでもない。二郎なのだ」

ハマーン「ほう」

シャア「ゆえに、二郎では二郎の法が適応される。これを破ると宇宙漂流刑に処されても文句は言えんのだ」

ハマーン「・・・ふざけたことを」

シャア「ふざけてなどいない。実際お前と同じような髪の色をした女が二郎でのルールを破り、ジロリアンたちのギルティにより宇宙漂流刑に処されるところを見た」

ハマーン「そんなことわたしには関係ないな」

シャア「・・・いいかハマーン。お前は二郎を味わうと言って着いてきた。二郎は並ぶことを含め二郎なのだ」

ハマーン「・・・」

シャア「ならば自分の言葉に責任を持って、二郎のルールに従え。いいな?」

ハマーン「ふん・・・ならばわたしが退屈しないよう精々道化でも演じてみせろ」

『御馳走さまです』

『ありあとした』

シャア「入るぞハマーン」

ガラガラ

『っしゃい』

ピキィィィィィィン

ハマーン「な、なんだ!?このプレッシャーは!!」

シャア(女が入店して気が立っているだけだ。気にせず食券を買え)ボソボソ

ハマーン(ぐっ・・・カミーユビダン以上のプレッシャーだ・・・NTがいるのか!?)ボソボソ

シャア(NTなど比べ物にならない人類の新たなる段階、それがジロリアンだ。余計なことは言わず食券を買うのだ!)ボソボソ

ハマーン(ショッケンだな?)ボソボソ

ハマーン「おい店主、ショッケンを一つだ」

ビシッ

ハマーン「なんだ・・・このドロドロしたプレッシャーはなんだというのだ!!」

シャア「すまない、連れは初めてなもので・・・失礼をした」

シャア(ハマーン!)グイッ

ハマーン(なんだ!)

シャア(食券も知らないのかお前は!ここの券売機で買うのだ)

ハマーン(最初からそう言え、俗物!)

シャア「まったく・・・これだから温室育ちは・・・」チャリンチャリンチャリン ガシャッ

カラン 大豚ダブル

ハマーン「これを買えばいいんだな?」

シャア「ま、待てハマーン!」

ガシャッ

カラン 大豚ダブル

シャア「ば、馬鹿な・・・お前という奴は・・・ハマーンっ!!」

ハマーン「今度はなんだというのだ。ちゃんとショッケンを買ったろう?」

シャア「いいか、二郎は小で普通のラーメン店の大盛り以上ある。カロリーにすれば一日の必要摂取カロリーを超える」

シャア「大豚のダブルともなれば大食い自慢の男たちですら後悔し、懺悔する。一部の選ばれたジロリアンでなければ頼むことは許されないのだ!」

シャア「それを、女のお前が頼んだと他のジロリアンに知れれば・・・即ギルティされても文句は言えん!」キョロキョロ

ハマーン「さっきからジロリアンだのギルティだのとわけの分らないことを・・・」

シャア「その食券はお前なんかが扱いきれる代物ではないということだ!こうなったらオヤジさんに言って食券を変えてもらうしか」

ハマーン「・・・ならばさっさと取り変えろ」

シャア「ララァならばこんなことには・・・」ボソッ

ハマーン「なに?」