岡部「紅莉栖をひたすら愛で続けたらどうなるか」

著者:2chSSまとめ

カテゴリ:STEINS;GATE

中編作品 (6120字)

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岡部「俺に他意はないが」

紅莉栖「でもベタベタしてた。特にまゆりとフェイリスさん」

岡部「まゆりは幼馴染みなんだ。お互い無意識に肌が触れ合っている時もある。ノーカンだ」

紅莉栖「フェイリスさんは?」

岡部「あれは向こうが勝手に」

紅莉栖「岡部は嫌がってなかった」

岡部「今更拒絶しても仕方ない無駄だろ」

紅莉栖「でも、私以外の女の子と20回以上、スキンシップしたのには変わらないわ。約束よ」

岡部「……わ、わかった」

ぎゅっ

紅莉栖「んっ……」

岡部(1日、紅莉栖以外の女と20以上のスキンシップで10分ハグ、100以上の会話でキス、か……)

岡部(どうしてこうなった)


次の日

岡部「なあ、ダル」

ダル「なに、リア充」

岡部「ぐっ、貴様とて彼女持ちだろうが!」

ダル「僕と由季たんは場所をわきまえてイチャコラしてますしおすし」

岡部「そうだったな……その、お前から見てで俺と助手、どう思う?」

ダル「彼女持ちの僕ですらイラ壁するレベル」

岡部「そ、そうか。だがな?最近、助手が俺に対する束縛が酷い気がするのだが……お前の意見を聞きたい」

ダル「いや、それオカリンが悪いっしょ」

岡部「な、なんだと!?」

ダル「だってオカリン、牧瀬氏ラボメンに迎えてから毎日毎日気持ち悪いくらいアプローチしてたじゃん」

岡部「き、気持ち悪いだと!?俺は普通にラボメンとしてクリスティーナを」

ダル「今までまゆ氏くらいしか駅まで送ってあげなかったのに、牧瀬氏とは毎日のように一緒に帰ってたじゃん」

岡部「あ、あれはあまりこの地域を知らない助手を考慮して」

ダル「それ以外も何かプレゼント送ったって聞いたし。確かフォークだっけ?」

岡部「な、なぜそれを知っている!?」

ダル「オカリンがいない所でみんなに自慢してたお。そりゃあもう、嬉しそうに」

ダル「他にも二人でよく食事に行ったりとか。確か前に青森に旅行も行ったんだっけ?まじ爆発しろ」

岡部「そ、そんな事まで……」

ダル「オカリン本気出しすぎだろ……」

岡部「俺、そんなに必死だったのか?」

ダル「そりゃあもう……」

岡部(紅莉栖と再開して早く以前のような関係になろうとしただけなのだが……急ぎ過ぎたか)

ダル「ただでさえ牧瀬氏、最初からオカリンに気があったみたいなのに、オカリンが本気出したせいで一週間しない内に完墜してたお」

岡部「えっ?最初から……」

ダル「うん、最初から。オカリンががっつき過ぎたせいで牧瀬氏の好感度が天元突破したんだお。つまり今の過度な束縛もオカリンのせいじゃね?」

岡部「お、俺が原因なのか」

ダル「牧瀬氏はオカリンの彼女なんでしょ?」

岡部「か、かの!?……ま、まあそういう事になるが」

ダル「オカリンの周り、無駄にかわいい女の子が多いから牧瀬氏も心配なんでしょ」

岡部「全部ラボメンではないか。それに、それならお前だって同じように周りに女子がいると言える」

ダル「はあ……」

岡部「なんだ!そのため息は!」

ダル「だからオカリンはダメなんだお。とにかく、オカリンはもうちょい牧瀬氏の立場になって考えてみた方がいいと思われ」

岡部「助手の立場で……」

ダル「んじゃ僕、そろそろ由季たんとの約束あるで。じゃあなオカリン。牧瀬氏と末永く爆発してろお」

バタン

岡部「…………」

岡部(ダルはああ言ったが……紅莉栖の立場で、か)

ガチャ

紅莉栖「ハロー。今日は岡部だけ?」

岡部「まゆりはバイト。ダルは由季さんとデートだそうだ」

紅莉栖「そっか」ポスッ

岡部「………」ススッ

紅莉栖「隣に座ったのになんで間を開けようとするのよ」ズイ

岡部「少し近すぎないか……?」

紅莉栖「私と岡部の関係は?」

岡部「こ、恋人同士だが……」

紅莉栖「なら適性距離よ」

ぎゅっ

岡部「そ、そうか」

紅莉栖「……」

ぎゅっ

岡部「冷たっ!……急に手を握るな!」

紅莉栖「外寒かったら……だから温めて」

岡部「………最初からそう言え」

ぎゅっ

紅莉栖「んっ………」

岡部「……随分と冷えているな」

紅莉栖「岡部はあったかいね」

岡部「今日は外に出ていなかったからな」

紅莉栖「ううん、そんなの関係なしに、岡部は暖かいのよ」

ぎゅっ

岡部「コーヒーでも淹れるか?」

紅莉栖「あとでもらう。今はもう少しだけ、こうしていたい」

岡部「わ、わかった」

紅莉栖「ありがと……ふふっ」

岡部(こうやって二人きりで過ごしている時は最高なんだかな)

岡部「なあ、クリスティーナよ」

紅莉栖「………」

岡部「紅莉栖」

紅莉栖「なに?」

岡部「その、だな……お前は俺が他のラボメンと会話するのは嫌、か?」

紅莉栖「別に嫌じゃない」

岡部「なら、例の決め事も不要ではないかと」

紅莉栖「却下」

岡部「なぜ!?」

紅莉栖「岡部、自分がいまどんな立場にいるか考えた事ある?」

岡部「どんなって……フッ、無論!世界を混沌へと導く狂気のマッドサイエ」

紅莉栖「かわいい女の子に囲まれたハーレムリア充よ」

岡部「………」

岡部「えっ?」

岡部「ハーレムリア充だと?俺が?フゥーハハハ!冗談はよせ我が助手、クリスティーナよ!」

紅莉栖「………」

岡部「……冗談はよせ、紅莉栖」

紅莉栖「まゆりにフェイリスさん、漆原さん、桐生さん……本当に冗談なら良かったのにね」