C.C.「お前、なんで童貞なんだ?」ルルーシュ「環境が悪いからだ」

著者:2chSSまとめ

カテゴリ:コードギアス

長編作品 (19052字)

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C.C.「……」スルッ

ルルーシュ「おい!!服を脱ぐなら一声かけろと何度言えば分かる!!!」

C.C.「うるさい奴だ。私の裸はもう見慣れただろう?」

ルルーシュ「礼儀というものを知らないのか!!!」

C.C.「女の裸一つでその慌てよう。お前、本当に童貞の極みだな」

ルルーシュ「それとこれとは関係ないだろうが!!」

C.C.「そうカリカリするな。迷惑だ」

ルルーシュ「全く、魔女め……」

C.C.「それにしても不思議だな。お前がどうして童貞なんだ?捨てる好機はいくらでもあっただろ?」

ルルーシュ「そんなもの環境が悪いからに決まっている。俺も環境さえよければ、貴様に翻弄されるどころか逆に貴様を手の平の上で転がしているところだ。運がよかったな、C.C.」

C.C.「……」

ルルーシュ「それぐらい傍に居ればわかるだろう」

C.C.「なぁ、ルルーシュ?」

ルルーシュ「服を着ろ」

C.C.「お前、女に対して何かコンプレックスでもあるのか?」

ルルーシュ「あるわけ無いだろ」

C.C.「環境が悪いって、今の状況を見ても悪いと言えるのかな?」

ルルーシュ「ああ。悪いな。傍にお前のような魔女一人では」

C.C.「ほう……?」

ルルーシュ「まぁ、自分で言うのもなんだが俺は学園でも人気があるほうだ。デートに誘われたり、告白をされたりすることは珍しくもない」

C.C.「それで童貞なんだろ?女は抱けない性癖か?」

ルルーシュ「馬鹿をいうな。そんなわけがない。早く服を着ろ」

C.C.「やはりあれか、ナナリーでなければ嫌悪感が勝ってしまうか」

ルルーシュ「全く持ってナナリーは関係ないな」

C.C.「ならば、お前のいう環境が悪いというのはどういう意味だ?」

ルルーシュ「俺の身の上を知っての発言とは思えないな」

C.C.「身の上?」

ルルーシュ「俺は元皇族だ。それが最大のネックとなっている」

C.C.「それがなんだ?」

ルルーシュ「関係を持つということは、その先のことも考えなければならない。俺が元皇族だと相手が知れば、恐らく愕然とさせることだろう」

C.C.「……」

ルルーシュ「そうなれば相手は俺に対し気後れし、そして離れていくか、一生俺に気を使い続ける羽目になる。俺はその程度の将来は見透かせるんだよ」

C.C.「なるほどな。お前の中で捨てるときは結婚するときなんだな」

ルルーシュ「無論だ」キリッ

C.C.「そうか……。難儀だな」

ルルーシュ「服を着ろ。何度言えば分かる?」

C.C.「では、ナナリーならいいのか?」

ルルーシュ「妹と結婚を考える兄がいるわけないだろうが。俺は構わないがナナリーが不幸になるだけだからな。結婚はしない。一生俺が面倒を見るだけだ」

C.C.「……切り口を変えるか。例えば、シャーリーやカレンが迫ってきたらお前はそれを受け入れるのか?」

ルルーシュ「その二人はそのような行動にはまずでない。議論するだけ無駄だ」

C.C.「ミレイは?」

ルルーシュ「会長も性格はアレだが、淑女の枠にきちんと納まっている。貴族でもあるし、その辺りの礼儀作法も弁えている」

C.C.「……」

ルルーシュ「いい加減、服を着ろ。俺はいつまで壁のほうを向いていなければならないんだ」

C.C.「仮定の話だ。答えろ」

ルルーシュ「仮にそのような状況になれば、俺は喜んで抱く。俺だって健全な男だからな」

C.C.「ルル、大好き!抱いて!!―――といわれたら、大丈夫なんだな?」

ルルーシュ「そんなことをいう女生徒はいない。残念だったな」

C.C.「ならば、聞かせろ。お前が想像する状況とはどんなものだ?」

ルルーシュ「話す意味がない」

C.C.「お前のことは気になるんだよ。これでも共犯者だから。相手の趣味嗜好は知っておいて損はないだろ?」

ルルーシュ「そのような理由付けがあるのなら……いいだろう」

シャーリー『ルル、あの……大事な話があるの……』

ルルーシュ『どうしたんだ、シャーリー?』

シャーリー『私ね……ルルのこと大好きなの……』

ルルーシュ『シャーリー……』

シャーリー『だから、結婚を前提に交際してほしいなって……だから……』

ルルーシュ『シャーリー、俺でいいのか?』

シャーリー『う、うん……』

ルルーシュ『シャーリー……俺もシャーリーのことが……』

シャーリー『あ……ルル……だめ……』

ルルーシュ「シャーリーだと以上のような流れで抱くことになるな」

C.C.「……」

ルルーシュ「何か言いたげだな」

C.C.「カレンはどうなる?」

ルルーシュ「カレンか……」

カレン『ゼロ!!』

ゼロ『カレン、どうした?』

カレン『いえ、ルルーシュなんでしょ?』

ゼロ『な……!?ち、違うな。間違って―――』

カレン『それでもいい!!』

ゼロ『なに?』

カレン『私は……私は……ゼロが好きで……だから、ルルーシュのことも好きで……だから……だから……!!あー!!もうよくわかんないけど!!』

カレン『紅月カレンはルルーシュを愛してるんだ!!!』

ルルーシュ『カレン!!』

カレン『ルルーシュ!!!』

ルルーシュ『結婚だ!!』

カレン『はい!!』

ルルーシュ「―――という流れになるな」

C.C.「お前の脳内にいるシャーリーとカレンは随分愛らしいな。そんな性格だったか?」

ルルーシュ「情事の前はこうなるだろう。恥じらいのないお前には理解できないか?」

ミレイ『ルルーシュ。ごめんね、急に呼び出して』

ルルーシュ『いえ。それで話って?』

ミレイ『アッシュフォードが落ち目だってこと知っているでしょう……?』

ルルーシュ『会長……?』

ミレイ『皇族のルルーシュと関係がもてれば……それだけで……』

ルルーシュ『会長、何を言っている。貴方が苦しむだけだ』

ミレイ『それでもいい。ルルーシュ……私を―――』

C.C.「もういい。やめろ。虫唾が走る』

ルルーシュ「お前が答えろというから答えてやったんだろうが。我侭な奴だ……。どうして服を着ない?着たくないのならベッドの中にいろ」

C.C.「とにかくお前がどうして童貞坊やのままなのか、少しだけ理解できたかな」

ルルーシュ「環境の所為だ」

C.C.「その脳内状況はお前にとって逃げ場がない。つまりは追い込まれない限りは関係を持つ勇気すらないんだろ?」

ルルーシュ「貴様……!!服を着ろ!!」

C.C.「いいか?女はな、基本的に男から誘われるのを待っている。お前がそれでは童貞のままでいるのも道理だな」

ルルーシュ「ふん。なんとでも言え。俺は相手のことを考えずに欲望に走るような稚拙な行動などしない」

C.C.「例えばの話だ。誘って欲しいが故に上着を脱ぎ、ベッドの上に寝そべっている美少女がいるとするだろ?」

ルルーシュ「そのような美少女など性根が捻じ曲がっているな」

C.C.「お前はそんな美少女を無視し床で寝るのかな?」

ルルーシュ「必ずしもその美少女が求めているとは限らない」