クワトロ「アムロ、女性達と食事会をしたくないか?」

著者:2chSSまとめ

カテゴリ:機動戦士Zガンダム

中編作品 (9934字)

閲覧数:128 いいね:0

作品タグ: SS

アムロ「いきなりだな」

クワトロ「たまには羽を伸ばすのも悪くは無かろう?」

アムロ「それは同感だが…何故女性と食事会なんだ?」

クワトロ「男という生き物は女性とのコミュニケーションのやりとりに安らぎを感じるものなのさ」

アムロ「ならエマ中尉やレコア少尉としたら良いだろ」

クワトロ「エマ中尉を食事に誘うと後でヘンケン艦長が面倒なのでな」

アムロ「レコア少尉は?」

クワトロ「逆に疲れる、断固辞退する」

アムロ「………」

クワトロ「出来るならば新たな出会いが欲しい、そう言っている」

アムロ「…何故俺に頼む」

クワトロ「お前しかいないとも言える、ブライトキャプテンやカミーユに頼めと言うのかアムロ?」

アムロ「………無理だな」

クワトロ「で、どうなのだアムロ」

アムロ「まぁ、当てがない訳じゃないが…」

クワトロ「やはりな…流石はアムロ・レイだ」

アムロ「………貴方は随分と情けないがな」

クワトロ「それで…いつ頃都合が付く?」

アムロ「明日にもいける、実は元々食事に誘われていたからな……大尉の席位ならどうとでもなる」

クワトロ「ほう…」

アムロ「……来るのか?」

クワトロ「行こう」

アムロ「了解した、先方には人数が増えると伝えておく」

クワトロ「期待しておく、頼むぞアムロ」

アムロ「ああ、わかった」


……翌日

アムロ「…………」

クワトロ「…………」

カミーユ「…………」

ミライ「……あの、どうかしたのかしら?」

フラウ「落ち合った早々無言じゃない、何かあったのアムロ?」

アムロ「なんでもないさフラウ、ちょっと予定外な事があっただけさ」

カミーユ「………」

ミライ「此方の二人は?紹介して貰えて?アムロ」

アムロ「…二人共、自己紹介くらい自分でしてくれ」

カミーユ「……カミーユです」チューズズズズズ…

クワトロ「エゥーゴのクワトロ・バジーナです、以上」フーフー、ズズッ

アムロ「オレンジジュースとコーヒー飲みながら喋るな」

ミライ「………えと」

フラウ「…なんだか機嫌悪そうね」

クワトロ「そんな事よりアムロ、トイレに行きたくないか?」

カミーユ「そうですね、僕もご一緒しますよ大尉」

アムロ「…行けば良いだろ」

クワトロ「無理をするな、ここに来るまで我慢していたと言っていただろう、早く行くぞ」グイッ

アムロ「…………はぁ、すまないちょっと抜ける」

ミライ「え、ええ」

フラウ「……なんなのかしら?」

………

クワトロ「どういう事だアムロ!!」

カミーユ「がっかりです!!こんなにもアムロさんに失望したのは初めてだ!!」

アムロ「どういうもこういうも無い!!れっきとした女性だろう二人は!!後カミーユは何故居るんだ呼んでいないだろう!!」

カミーユ「二人だけで合コンなんてずるいと思わないんですか!!そうやって大人は子供を除け者にする事しか考えない!!だから世界は歪んでいくっていい加減に分からないといけないんだ!!」

クワトロ「カミーユ!!子供にはまだ早いという事もわからんのか!?過ぎた欲望は身を滅ぼすぞ!!」

アムロ「いやお前が言うのかそれを」

カミーユ「僕の事は良いでしょう!?今の問題は他の事の筈だ!!」

クワトロ「そうだ、何故あの二人なのだよりによって!!既婚者…しかもブライトキャプテンとハヤト艦長の奥方だぞ!!いったいどんな判断をしたらあの二人との合コンなどというものが出来るというのだ!!」

アムロ「そもそも合コンという前提が間違っている!!ただの食事会だろう今日は!!」

クワトロ「ええい、よくもぬけぬけとそんな事を言える!!」

カミーユ「男が食事会をしたいと言って合コン以外に何があるっていうんだよ!!白々しいですよアムロさんともあろう人が!!」

アムロ「わかるか!!元々の予定にあったからちょうど良いと思っただけなんだからな」

クワトロ「納得は出来ないがまあ良い…しかし誰が得をするんだ」

カミーユ「…人妻とか需要有りませんよ実際」

アムロ「そうか?少なくとも俺にはあるが」

クワトロ「…………」

カミーユ「…………」

アムロ「ともかくもう戻るぞ、あまり話し込んで待たせるのも悪いからな」

………

アムロ「すまない、ちょっと待たせてしまったな」

ミライ「構わなくてよアムロ、気にしなくていいわ」

フラウ「アムロもそんな気が使えるくらい大人になったのね」

アムロ「いつまでも子供と言う訳にはいかないさ」

キッカ「久しぶりアムロ」

アムロ「ん、キッカも来ていたのか」

クワトロ「…ほう」

カミーユ「………」

アムロ「さっきは居なかったが何処に居たんだ?」

キッカ「隣のお店、ちょっと欲しいのがあったからつい長居しちゃって」

アムロ「そういう所もすっかり女の子らしくなったじゃないかキッカ?」

キッカ「なんだか今までは女の子じゃないみたいな言い方ね」

アムロ「はは、そんな事はないよ」

キッカ「そういう所は相変わらずねアムロって」

クワトロ「…アムロ、彼女は?」

カミーユ「紹介して下さいよアムロ大尉」

アムロ「…あー、この子はキッカ…フラウとハヤトの子供だよ、養子だけどね」

キッカ「はじめまして」ペコリ

クワトロ「可愛らしい子だ、ハヤト艦長も鼻が高いだろう」

カミーユ「俺はカミーユ・ビダンだ、よろしくキッカちゃん」

クワトロ「クワトロ・バジーナだ、君のお父様にはよく世話になっている」

キッカ「あ、はいどうも…」

アムロ「………」

クワトロ「先程隣の店に欲しいものがあると言っていたね、どんな物なのか興味があるな」

キッカ「えと…アクセサリーなんですけど、ちょっと高くて」

カミーユ「………」

クワトロ「アクセサリーか、種類は?」

キッカ「……ピアスですけど」

フラウ「………」

クワトロ「ピアスか、少し早い気もするが女の子なら着飾る事に興味を持つ事は悪い事ではないからな」

キッカ「………は、はぁ」

ミライ「………」