シャーリー「ルルは女の子の気持ちを理解してない!」ルルーシュ「」

著者:2chSSまとめ

カテゴリ:コードギアス

長編作品 (21516字)

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作品タグ: SS

~ショッピングモール~

シャーリー「これでよし。会長の誕生日プレゼントはばっちり」

ルルーシュ「じゃあ、帰ろうか。シャーリー」

シャーリー「え……?」

ルルーシュ「どうした?」

シャーリー「いや、まだお昼前だけど?」

ルルーシュ「目的は達成できただろ。他に何かあるのか?」

シャーリー「……あ、そう」

ルルーシュ「シャーリー?」

シャーリー「ルルは女の子の気持ちをちっとも理解してない!!」タタタッ

ルルーシュ「シャーリー!!おい!!帰るなら送っていく!!」


~ルルーシュの部屋~

ルルーシュ「……ただいま」

咲世子「ルルーシュ様、お帰りなさいませ。随分とお早いですね」

ルルーシュ「え?」

咲世子「今日はシャーリーさんとお買い物だと聞いていたので、帰宅は夜になるものとばかり」

ルルーシュ「会長のプレゼント買いに行っただけですよ。買うものも事前にリサーチしていましたし、時間なんてかかりません」

咲世子「では、購入してそのまま帰ってきたのですか?」

ルルーシュ「ええ。それがなにか?」

咲世子「シャーリーさん、怒ってませんでしたか?」

ルルーシュ「ああ。怒られました。よく分かりましたね」

咲世子「ルルーシュ様」

ルルーシュ「なんですか?」

咲世子「ミレイ様を選ばれるつもりなのですか?」

ルルーシュ「何の話かわかりません」

ナナリー「お兄様っ」

ルルーシュ「ただいま、ナナリー」

ナナリー「よかった、想像以上に帰ってくるのが早くて。私、嬉しいです」

ルルーシュ「そうか」

ナナリー「ふふ……」

咲世子「ルルーシュ様。少しよろしいでしょうか?」

ルルーシュ「はい?」

咲世子「ナナリー様と買い物に行かれた場合、買うものを買ってしまえばそのまま直帰しますか?」

ルルーシュ「時間に余裕があるなら食事をして、他のショップにも見て回って、ナナリーに似合いそうな服かアクセサリーでも探します」

ナナリー「うれしいです」

ルルーシュ「当然だろ、ナナリー」

咲世子「シャーリーさんもそれをしてほしかったのでは?」

ルルーシュ「それはありません。以前、そのように誘って断られましたからね」

咲世子「そうでしたか」

ルルーシュ「あのときもシャーリーは怒っていたな……。そういうことは先に言ってよとか心の準備がとか訳のわからないことを言いながら」

ナナリー「お兄様、今日はどこにも行きませんか?」

ルルーシュ「ああ、行かないよ。ナナリー」

ナナリー「では、是非聞いて欲しいことがあるのですが」

ルルーシュ「よし。いくらでも聞いてやる」

ナナリー「ありがとうございます」

咲世子「シャーリーさんもミレイ様も今一歩、ルルーシュ様には踏み込めていないのですね」

咲世子(使用人としてこれ以上の口出しは憚られますし……)

ナナリー「あのですね、お兄様、実は昨日とっても面白いことがあったんです」

ルルーシュ「それは楽しみだな。着替えてくるから少し待っていてくれ」

ナナリー「はいっ」

咲世子(ルルーシュ様がシャーリーさんかミレイ様のお気持ちに少しでも気づいてくれたのなら……きっと……)

ミレイ『ルルーシュ……』

ルルーシュ『会長……いえ、ミレイ。もう帰るのか?ネオン街が俺たちを待っているのに?』

ミレイ『ルルーシュ……今日は朝帰りしちゃうっ』ギュッ

咲世子(―――というように、ルルーシュ様の未来は安泰ですのに……)


~翌日 生徒会室~

ルルーシュ「シャーリー、この書類だけど」

シャーリー「ふん」プイッ

ルルーシュ「……」

スザク「どうしたんだい?シャーリー、機嫌が悪いみたいだけど」

リヴァル「昨日の買い物デート、ルルのやつがさっさと帰っちまったんだと」

スザク「そうなのか……」

ミレイ「あちゃー。二人の距離が縮むと思ったのになぁ」

リヴァル「現状維持っすね、あれは」

ミレイ「ま、ルルーシュだから仕方ないか」

スザク「……ルルーシュ!!」

ルルーシュ「なんだ?」

スザク「シャーリーは君の事が―――」

ミレイ「ストーップ!!!」

スザク「なんですか?」

ミレイ「そのストレートさは買うけど、ダメよ」

スザク「でも、こういうことはきちんと伝えたほうが」

リヴァル「そんな単純なもんじゃないって」

スザク「そうかな。問題の所在を明らかにしたほうがいいと思うけど」

ミレイ「ルルーシュの場合は一理あるけどねぇ」

ルルーシュ「なんだ、スザク。シャーリーがどうかしたのか」

スザク「ああ。シャーリーはルルーシュのことが―――」

ミレイ「シャラーップ!!―――スザクくん、こういうのは生暖かく見守るに限るのよ」

スザク「しかし」

ミレイ「スザクくんの一言で関係に亀裂ができたら、責任とれるの?」

スザク「え……」

リヴァル「必ずしもルルーシュがシャーリーを選ぶとは限らないだろ?」

スザク「それもそうか……」

ルルーシュ「なんだ、リヴァル?言いたいことがあるなら言ってくれ」

リヴァル「ああ、なにもない。ルルーシュ君は業務を続けたまえ」

ルルーシュ「全く。カレン」

カレン「あ?」

ルルーシュ「(……ここでは猫を被ったほうがいいんじゃないのか?)」

カレン「(ああ、そうね)」

ルルーシュ「(機嫌が悪いな。何かあったのか?)」

カレン「(寝不足なだけよ)」

ルルーシュ「じゃあ、この書類。コピーしてきてくれ」

カレン「はいはい」

ルルーシュ(カレンも随分と疲労が溜まっているようだな。二重生活に慣れるまではもう少し時間が必要のようだ)

カレン「ふわぁぁ……ねむぃ……」

ミレイ「なーんか、いい方法はないかしらねぇ」

リヴァル「ルルーシュはナナリー一筋だからなぁ」

スザク「うん。ナナリー以外は眼中にないだろうし」

ミレイ「それってさぁ、問題じゃない?」